●全国ビルメンテナンス協会
●2,750円(内税)
●A4判 157ページ
●2022年5月 新版第1刷発売
商品概要
ひとことで「建物」といっても、じむしょであったり、病院であったり、体育館やプールであったり、ホールや劇場であったり、その用途が実にさまざまです。その用途ごとに「安全のかたち」はちがいますから、それぞれに適したかたちで正しく建物を保護することが求められます。
また、建物のロングライフ化が推奨される現在では、その建物が一生を終えるまで、長期的な計画のもとに建物を保護し、利用者の安全を確保し続けなければなりません。そのためには建物の所有者・施設管理者である皆様と保全の実務を担うビルメンテナンス事業者が知識や情報を正しく共有し、同じ目線、同じ言語を持って、施設保全にあたることが不可欠です。
本書は、その一助とするために制作いたしました。ご活用いただければ幸甚です。
目次
建築編 屋上防水、金属屋根、外壁(タイル張り)、外壁(サイディング張り)、天井、内壁、床、階段、廊下、窓、ドア、自動ドア、シャッター、外構。(参考資料:アスベスト(石綿について)、定期報告制度(12条点検)いついて、耐震診断・耐震改修について)
機械編 屋外配管、屋内配管、給水槽、受水槽、高架水槽、ポンプ、給水栓、大便器、小便器、給湯器、排水設備、屋外排水設備、屋内排水設備、グリーストラップ、温水ヒーター、吸収式冷温水発生機、冷凍機、冷却塔、空気調和機、ルームエアコン、ヒートポンプ式空調機(GHP・EHP)、換気設備、ダクト、地下アイルタンク、屋内消火栓設備・消火器、スプリンクラー設備。(参考資料:配管診断手法について、特定建築物について、建築物環境衛生管理基準について)
電気編 一般照明、非常用照明、誘導灯、外灯、コンセント、電灯分電盤・動力盤、配線用遮断器・漏電遮断器、放送設備、火災報知設備、電話設備、通信ネットワーク設備、インターネット設備、テレビ共聴設備、時計設備、受変電設備、、自家発電設備、直流電源装置、無停電電源装置(UPS)、地中埋設配線、その他の電気設備(防犯設備・避雷設備)。(参考資料:蛍光灯安定器のPCBについて、配線用遮断器の注意点について、水銀使用の照明器具について、建築部位、設備の改修・更新の考え方について)